ウィットに溢れるThink!の名前は、創業者であるコラー家の200年にわたる靴づくりの歴史の中で受け継がれてきた理念を表しています。

Think!のブランドが誕生したのは1990年のこと。

９代目の当主であるマーティン・コラーが、 見た目に美しく、 履き心地に優れて、健康によく、しかも自然に優しい靴づくりを目指してスタートさせました。

今も一族の創業の地である『オーストリア・コプフィング』で試作されるThink!の靴は、流行に左右されることなく、 自分で “考えて” ものを選ぶことが出来る人々から支持されています。

The catchy Think! name reflects an approach developed over the course of 200 years of traditional shoemaking by the founding Koller family : thinking about shoes for people who think. Launched in 1990 by Martin Koller , the ninth - generation head of the family , the Think! seeks to produce shoes that are beautiful to look at , comfortable to wear , good for you , and good for the environment.

Still designed in Kopfing , Austria , where the family firm was established , Think! shoes have gained a following among people who can think for themselves without being swept along by the latest trends.

Think!にとって、デザインとは決して見た目だけの話でなく、ものづくりの思想そのものを意味しています。

根底にあるのは、Shaped around the foot ― つまり、靴を履く『足』ありきのデザインという考え方。

解剖学や整形外科学に基づいて設計されるインソール、コルクや天然ゴムといった天然素材で成型されるフットベッド、履き心地と歩きやすさを追求したアウトソールは、すべて履く人の健康のため。

そのうえに、“履くアート”ともいえるような、個性豊かで美しいシューズデザインが生まれるのです。

Think!の工房では、エコロジーに配慮した理想的な環境のもとに、ラスト(木型)への吊り込みから縫製に至るまでのあらゆる製作工程が手掛けられています。

またThink!の靴は、オーガニック原料で鞣した天然皮革を積極的に使用しています。ひとつとして同じもののない、この自然の恵みともいえる貴重な革を材料に、Think!の靴は、熟達した職人たちの確かな目と手によって、一足一足丁寧に仕上げられています。

Think!の靴は、ラスト(木型)に吊り込んでから最低でも6時間は寝かせられるなど、時間をかけて丹精につくられています。着色や縫製、金具の取り付けなどのあらゆる工程は、職人が長年かけて培ったノウハウ抜きに語ることができません。